別府温泉
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| ♨別府温泉 | |
|---|---|
市内にたくさんの源泉がある
|
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| 温泉情報 | |
| 交通アクセス | アクセスの項を参照のこと |
| 泉質 | 単純温泉、塩化物泉、硫黄泉など |
| 湧出量 | 137,040KL(/日) |
| 外部リンク | 別府市の温泉 |
別府温泉(べっぷおんせん)は大分県別府市(旧国豊後国)にある温泉。
源泉数、湧出量ともに日本一(源泉数(孔)2,847、湧出量137,040キロリットル/日(平成12年:環境省))。鶴見岳(1,375m)と約4km北にある伽藍岳(または硫黄山、1,045m)の二つの火山の東側に多数の温泉が湧き出ており、総称して別府八湯と呼ばれている。また、奇観を呈する温泉を回る別府地獄めぐりでも有名。
目次 |
[編集] 別府八湯
別府にはおのおの泉質や雰囲気を異にした温泉が多数あるが、そのうち代表的な8箇所を『別府八湯』と呼んでいる。
元々は別府十湯と呼ばれていたが、別府町と浜脇町の合併や別府市の市制施行等により現在の市域が定まるにつれ、大正時代に、北由布村(現在の由布市)にある由布院温泉と塚原温泉を除く8箇所を別府八湯と呼ぶようになった。そして、別府十湯のうち別府温泉と浜脇温泉を除いた温泉は別府郊外八湯と呼ばれたが、郊外八湯という呼称は戦後用いられなくなった。
別府八湯では、2001年3月から毎年春秋の2回、体験型イベントの別府八湯温泉泊覧会(オンパク)が開催されている。
2005年6月には、『広辞苑』第五版の「別府」の項目に旧名の別府十湯の名が掲載されていたため、別府市が事実誤認であるとして広辞苑側に抗議を行った[1]。
[編集] 別府温泉
別府温泉は、JR別府駅東側にあり別府を代表する温泉街。駅に近く交通の便がよい。単純泉、食塩泉、重曹泉、重炭酸土類泉など多数の温泉が湧き、各泉質に応じて効能がある。温泉街は別府八湯の中では最も歓楽的な要素が強く、夜になれば飲食店や風俗店のネオンが煌く。
地元民を対象とした町内会経営の共同浴場も多く、観光客も利用できる。その中のひとつ、別府駅近くの入母屋破風風の外観を持つ共同浴場『竹瓦温泉』では、温泉のほかに砂湯(温泉で温められた砂を体にかけてもらう)が楽しめる。
[編集] 観海寺温泉
観海寺(かんかいじ)温泉は、別府駅西側の山の斜面にある温泉で、別府湾の見晴らしがよい。単純泉、含重曹食塩泉で神経痛・リューマチに効能がある。巨大な杉乃井ホテルとその付属施設スギノイパレスが目を引く。
[編集] 明礬温泉
明礬(みょうばん)温泉は、別府市街から少し離れた伽藍岳の中腹標高400mの所にある山の温泉街で、江戸時代はその名の通り明礬を採取していた。酸性硫化水素泉、緑ばん泉で神経痛・リューマチ・皮膚病に効能がある。コロイド硫黄を含んで白濁した温泉が多いが、別府温泉保養ランドでは美肌効果の高い『ドロ湯』が味わえる。
別府明礬温泉の湯の花製造技術は重要無形民俗文化財に指定されている。
[編集] 鉄輪温泉
鉄輪(かんなわ)温泉は、別府市街と明礬温泉との中間にあり、別府地獄めぐりの中心に位置し、いまだに湯治の雰囲気を残す温泉街。周辺に多様な地獄が存在することから分かるように泉質も単純泉、食塩泉、炭酸鉄泉など多彩。岩風呂・砂湯・瀧湯・露天風呂などさまざまな温泉が楽しめる共同浴場『ひょうたん温泉』を代表に大小多数の温泉施設がある。周辺には海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄がある。
開湯伝説によれば、一遍がこの地を整備したとされる。また一遍が開いたとされる蒸し湯がある。
温泉地には秘宝館も存在する。
[編集] 浜脇温泉
浜脇(はまわき)温泉は、別府駅の南約1kmの海沿いに位置し、小さな共同浴場が多い。炭酸水素泉、塩化物泉など。
[編集] 堀田温泉
堀田(ほりた)温泉は、観海寺温泉の更に奥、由布院温泉へ向かう県道11号(通称やまなみハイウェイ)沿いにある静かな山の温泉。泉質は弱酸性低張性高温泉、硫黄泉。
[編集] 柴石温泉
柴石(しばせき)温泉は、血の池地獄の近くにある由緒ある温泉で、895年に醍醐天皇、1044年に後冷泉天皇が入湯したといわれている。泉質はナトリウム・硫酸塩・塩化物泉など。
[編集] 亀川温泉
亀川(かめがわ)温泉は、JR九州亀川駅すぐの海沿いにある庶民的な温泉街で、泉質はナトリウム・塩化物泉。一遍上人が九州に上陸した地点と言い伝えられている上人が浜(別府大学駅近く)に、別府市営海浜砂湯がある。
[編集] 泉質
[編集] 歴史
古代の「豊後国風土記」や「万葉集」には、現在の血の池地獄にあたる「赤湯の泉」や「玖倍理(くべり)湯の井」等についての記載があり、当時からこの地に温泉があることは広く知られていたが、荒地や沼地になっており、整備されていなかった。
別府温泉と柴石温泉は古くから湯治場として利用されていた。鉄輪温泉と浜脇温泉は鎌倉時代には湯治場があった。江戸時代には街道や船便が整備され、八湯での庶民の温泉湯治が一般的になった。
明治時代、油屋熊八により別府地獄めぐりなどが整備され、観光客を集めるようになった。また油屋熊八が温泉マークの発明者という説も存在している。
鉄輪、明礬、柴石の各温泉は1985年(昭和60年)3月19日に国民保養温泉地に指定された。
戦後、鉄輪温泉の湯治場の数は減少傾向にあり、施設の老朽化も進んでいる。国民の余興と娯楽の多様化も原因の一つであるが、ボーリングによって各地に様々な温泉施設が誕生したことも影響する。しかしながらこれだけの温泉郡が密集するのは、全国的にも珍しい地区であり、平成になって韓国などの日本国外からの利用客が増加し、そのかたわらで活性化を図るため、新しい模索や試みも行われている。
[編集] アクセス
- 空路
- 最寄り空港の大分空港から空港連絡バス(大分交通エアライナー)で40分。
- 海路
- 大阪・神戸からの長距離フェリーや愛媛県からの近距離フェリーが就航している。別府国際観光港で下船。港から市中心部(北浜)までは市内バスで10分。
- 鉄道
- JR九州日豊本線別府駅、亀川駅、東別府駅、別府大学駅下車。
- 自動車
- 大分自動車道別府インターチェンジ利用。
[編集] 指定・推薦項目
[編集] 文化財
温泉関連の文化財一覧も参照のこと。
[編集] その他
- 国民保養温泉地
- 鉄輪温泉、明礬温泉、柴石温泉
- かおり風景100選
- 別府八湯の湯けむり
- 大分百景
- 別府温泉、鉄輪地獄地帯、亀川温泉、観海寺温泉・乙原高台
- おおいた遺産
- 明礬温泉の湯の花小屋、鉄輪温泉の湯煙、竹瓦温泉
[編集] ギャラリー
[編集] 脚注
- ^ 2008年1月に発行された『広辞苑』第六版では、「別府」の項目から別府十湯という記載が削除されているが、別府八湯についての記載は加えられていない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 別府市の温泉 - 別府市ウェブサイト
- オンパク -別府八湯温泉泊覧会-
- 別府八湯外湯めぐり - 別府市外湯協議会公式サイト
- 別府八湯ポータルサイト 別府NAVI - 別府市観光協会・別府市旅館ホテル組合連合会監修のサイト











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