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宮崎県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮崎県
みやざきけん
地方 九州地方
団体コード 45000-6
ISO 3166-2 JP-45
面積 7,734.78km²
※境界未定部分あり
総人口 1,136,223
推計人口、2008年12月1日)
人口密度 147人/km²
隣接都道府県 大分県熊本県鹿児島県
県の木 フェニックス 1966年9月3日制定
ヤマザクラ 2003年2月6日制定
オビスギ 2003年2月6日制定
県の花 ハマユウ 1964年12月22日制定
県の鳥 コシジロヤマドリ 1964年12月22日制定
他のシンボル 宮崎県民歌
知事 東国原英夫
宮崎県庁
所在地 〒880-8501  宮崎県
宮崎市橘通2丁目10番1号
電話番号 0985-26-7111(窓口案内)
外部リンク 宮崎県
宮崎県の位置
特記事項 :

宮崎県行政区画図

:市 / :町・村
ウィキポータル 日本の都道府県/宮崎県
Template (ノート 解説) 都道府県ポータル

宮崎県(みやざきけん 英語表記:Miyazaki Prefecture)は日本列島を構成する島、九州の南東部に位置する日本の。県庁所在地は宮崎市。県木フェニックスに代表される南国情緒豊かな気候から、1960年代には日南地区を中心に新婚旅行のメッカとして栄えた。現在も春季のプロ野球などのキャンプ地として知られる。

目次

[編集] 地理

九州の東南端を占め、東経130度42分から131度53分、北緯31度21分から32度50分の間に位置する。

[編集] 自然公園

霧島屋久国立公園
日南海岸国定公園祖母傾国定公園日豊海岸国定公園九州中央山地国定公園
祖母傾県立自然公園、尾鈴県立自然公園、西都原杉安峡県立自然公園、母智丘・関之尾県立自然公園、わにつか県立自然公園、矢岳高原県立自然公園

[編集] 気候

全体的に日照時間降水量ともに全国で上位で、特にえびの高原鰐塚山降水量は日本有数となっている。平野部での降雪・積雪は稀であり、宮崎市の気象台では初雪が観測されない年がある一方、九州山地では積雪する地域があり、日本最南端の天然スキー場もある。夏は季節風の南東風により蒸し暑い状態が続くものの、海風であるためそれほど高温にはならない。むしろ九州山地などを吹き降ろす南西風が多くなる梅雨末期の方が高温である。夏から秋にかけては台風が襲うが、台風本体が接近していない段階から湿った東風により長期間雨に見舞われることが多いため、被害がさらに拡大することもある。冬は乾いた西風が卓越し、快晴の日が多い。国内で冬に多照となる地域では最も暖かいこの気候を利用し、スポーツチームのキャンプやゴルフ客が多数訪れる。宮崎市以南の日向灘沿岸には無霜地帯が存在する。

2007年のデータ 宮崎 油津 都城 延岡 高千穂
平均気温(℃) 18.1 18.9 17.3 17.3 14.5
降水量(mm) 2464.5 2788.5 2249.5 2429.5 2152.0
日照時間(時間) 2247.4 2080.8 2077.4 2202.3 1898.8

[編集] 歴史

[編集] 神話・天孫降臨

古事記』に「竺紫(つくし)の日向の高千穂のくじふる嶺に天降りまさしめき」とあり、天照大神の孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が降り立った国。この神の曾孫のカミヤマトイワレヒコノミコトが初代の天皇、つまり神武天皇である。

[編集] 廃藩置県

[編集] 廃藩置県以降

[編集] 有形文化財建造物

重要伝統的建造物群保存地区

[編集] 人口

[編集] 年齢構成

年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]

年齢 人口
0 - 4歳 画像:g50.png画像:g01.png 53
5 - 9 画像:g50.png画像:g05.png画像:g01.png 58
10 - 14 画像:g50.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png 59
15 - 19 画像:g50.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png 66
20 - 24 画像:g50.png画像:g10.png画像:g01.png 63
25 - 29 画像:g50.png画像:g10.png画像:g03.png 65
30 - 34 画像:g50.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png 70
35 - 39 画像:g50.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png 64
40 - 44 画像:g50.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png 69
45 - 49 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png 80
50 - 54 画像:g50.png画像:g30.png画像:g10.png 92
55 - 59 画像:g50.png画像:g30.png画像:g03.png画像:g01.png 86
60 - 64 画像:g50.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 71
65 - 69 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png 72
70 - 74 画像:g50.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png 69
75 - 79 画像:g50.png画像:g05.png 57
80歳以上 画像:g50.png画像:g10.png画像:g05.png 67

年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]

年齢
27 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png 0 - 4歳 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png 26
30 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 5 - 9 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r01.png画像:r01.png 28
30 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 10 - 14 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r03.png 29
33 画像:g30.png画像:g01.png画像:g01.png 15 - 19 画像:r30.png画像:r01.png画像:r01.png 33
31 画像:g30.png 20 - 24 画像:r30.png画像:r01.png 32
32 画像:g30.png画像:g01.png 25 - 29 画像:r30.png画像:r01.png画像:r01.png 33
34 画像:g30.png画像:g03.png 30 - 34 画像:r30.png画像:r05.png 36
30 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 35 - 39 画像:r30.png画像:r03.png 34
33 画像:g30.png画像:g01.png画像:g01.png 40 - 44 画像:r30.png画像:r05.png 36
39 画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png 45 - 49 画像:r30.png画像:r10.png 41
45 画像:g30.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png 50 - 54 画像:r30.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r01.png 47
42 画像:g30.png画像:g10.png画像:g01.png 55 - 59 画像:r30.png画像:r10.png画像:r03.png 44
33 画像:g30.png画像:g01.png画像:g01.png 60 - 64 画像:r30.png画像:r05.png画像:r01.png画像:r01.png 38
33 画像:g30.png画像:g01.png画像:g01.png 65 - 69 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png 39
30 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 70 - 74 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png 39
23 画像:g10.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png 75 - 79 画像:r30.png画像:r03.png 34
20 画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 80歳以上 画像:r30.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r01.png 47


宮崎県と全国の年齢別人口分布図(比較) 宮崎県の年齢・男女別人口分布図
紫色は宮崎県
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
1980年 1,151,587人
1985年 1,175,543人
1990年 1,168,907人
1995年 1,175,819人
2000年 1,170,007人
2005年 1,153,042人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 執行機関

[編集] 知事

[編集] 歴代知事

[編集] 組織

  • 知事
    • 副知事 - 県民政策部・総務部・福祉保健部・環境森林部・商工観光労働部・農政水産部・県土整備部

    (※2008年4月1日、機構改革により総合政策本部と地域生活部を統廃合し、新たに県民政策部を設置した。)

[編集] 議事機関

[編集] 議長

[編集] 県議会会派

与党会派は自民党系無所属を中心とする保守系会派「愛みやざき」。東国原自身は対立候補だった持永哲志を副知事として迎えようとしたり、自民党宮崎県連の集会で協力・協調を表明するなど、自民・公明も与党として組み入れている。

[編集] 行財政

[編集] 財政

[編集] 平成18年度

  • 標準財政規模 2932億1000万円
  • 財政力指数 0.28886 財政力は極めて弱い
    • 財政力指数0.3未満のⅣグループに分類されている (同グループ 10自治体)
  • 経常収支比率 92.1% ( 都道府県平均 92.6 ) 財政の硬直化が進んでいる
  • 実質収支比率 0.7
  • 実質公債費負担比率 11.8% ( 都道府県平均 14.7% )
  • 人口一人当たり人件費・物件費 14万7267円 ( 都道府県平均 12万4759円 )
  • 人口100,000人当たり職員数 1,430.22人 ( 都道府県平均 1,173.22人) 
    • 宮崎行財政改革2007に基づき平成23年度までに、普通会計ベースで864人(総職員数1,000人)の削減に努める
  • ラスパイレス指数 99.2 ( 都道府県平均 99.6 )
    • ラスパイレス指数に表れない諸手当についても特殊勤務手当や通勤手当の引き下げなど大幅な見直しをすすめていて、総人件費の抑制をすすめていく

地方債残高

  • 普通会計分の債務 9218億7900万円
  • 上記以外の特別会計(公営企業会計)の債務 591億8800万円

[編集] 平成17年度

  • 財政力指数:0.26(平成17年度)

[編集] 経済

総県民所得 約3兆16億円(全国第36位 国民所得に占める割合0.77% 2000年度調べ。本項目において、以下同じ)、1人当たり県民所得 約256万円(全国第37位 全国平均約308万円の約83% 国内最高である東京都約440万円と比較すると約58%)と低所得の自治体に位置するが、物価水準がそれに伴って低いため、所得格差ほどの生活水準の低さはない。 県民所得に占める第1次産業の比率が国内で最も高い(5.6% 全国平均は1.2%)。

[編集] 第1次産業

温暖な気候を利用し、早場米野菜果実等の促成栽培葉たばこ甘藷等の商品性作物の生産が盛ん。また、畜産業の全てにおいて全国有数の生産高を誇る。以前はそれほど知名度が高くなかった農畜産物も、2007年に知事に就任した東国原英夫の全国規模のマスメディア露出により急速に知名度を上げている。
油津港細島港等を本拠とした沖合遠洋漁業が盛んであり、近海カツオ一本釣り・沿岸まぐろはえ縄ウルメイワシについては漁獲量日本一を誇るが、大消費地に近い漁港で水揚げを行うため、県内の漁港の水揚げ量は少ない。近年では鹿児島県と共に九州産のウナギの養殖でも知られるようになってきている。
国産建築材料の共有基地としての役割を担っている。県木に指定されているオビスギ(飫肥杉)はシロアリの殺蟻活性成分をもち、生産高は全国一の生産高を占める。

[編集] 第2次産業

  • 農産品加工業
焼酎、木工家具など
延岡市には古くから旭化成の延岡工場があり、いわゆる企業城下町が形成されているが、近年、同社の製造拠点海外化等の影響を受け生産量は下降気味である。
  • その他
宮崎郡・東諸県郡では、空港への至近性ときれいな水資源を活かした半導体PDP医薬品等の先端産業が立地している。

[編集] 県内に拠点事業所を置く主要企業

工場

[編集] 第3次産業

県の経済規模が小さく、交通の便等の事情もあり商圏が県内一円にほぼ限られるため、地域商業の域を出ていない。有力な地元百貨店がなく、顧客の鹿児島・熊本・福岡への流出が見られる。また、地元のスーパーチェーンも有力なものがなく、イオングループ等進出に対する地元商業の状況は非常に厳しい。
利用電話も、他社の進出が遅れたためNTTのシェアが80%を占める。
1960年代には新婚旅行のメッカとして全国的に有名であり、「観光宮崎」として地域経済に貢献したが、日本人のライフスタイルの変化に合わせた魅力的なコンテンツを提供できず低迷している。宮崎県の観光は「南国情緒」が売りものであったが、1972年沖縄県日本に返還されて以後は「南国」の地位がそちらにとられてしまった。また沖縄県は、税制面でも特例が数多く認められ(→沖縄の観光戻税制度)次々とリゾートホテルが出来、沖縄県内発着の航空便に関しても航空機燃料税が50%減免されているため、本土の同一距離路線に比べて5000円程度安く[1]、沖縄県より三大都市圏に近いにも関わらず、航空運賃の面でも宮崎県の競争力は失われていった。さらに1990年代からは、格安で身近になった海外旅行との競合が始まった。個人消費の拡大によって1990年代末まではなんとか乗り切ったが、ITバブル期を過ぎた2000年代初頭にはシーガイア会社更生法の適用を受け、宮崎交通産業再生機構の支援を仰ぐことになった。
また、有力な温泉地のある隣県の大分県熊本県鹿児島県とは異なり、西日本火山帯の火山フロント[2]より東側にある本県は、火山性温泉にあまり恵まれていない。
観光業復活の鍵として、プロ野球巨人広島ソフトバンク西武東京ヤクルト(ファームのみ)5球団)・サッカーのキャンプ地巡り、宿泊ゴルフ・ツアー等を展開しており、また、韓国中国台湾に対する、顧客開拓を図っている。
宮崎県は、サーフィンに好適で空港や高速道路からのアクセスの良い海岸に恵まれた日本最南端の県である(沖縄県は珊瑚礁によって波が減衰しない満潮時に限ってかろうじて波乗り可能であるが、砂が流失しないよう沖に沈められた消波ブロックによって波がない人工砂浜が多い。鹿児島県は、夏季に波が大きい太平洋に面したサーフスポットまでのアクセスが悪い)。そのため、国内の主要サーフィン大会は、5月の宮崎県の国際大会(WQS 4-starランク)から始まる。宮崎県がサーフィンの適地であることは、日本サーフィン連盟協力サーフショップの数が九州で1番多いことからもうかがえる。

 ただし、サーフィンに好適なのは観光業から見てあまり利益が取れないという難点がある。スキーやスノーボートと違い、海を使用する分には無料であり、サーファーは宿泊以外に金銭を使用しない傾向が強い。

  • ソフトウェア産業
ソフトウェア産業は都市型産業であるため、未だ主要産業とは言い難いが、県発表によると「iモード